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今日の新聞の 週一で連載されている 同一筆者の記事欄は
「我が家言葉」についてだった。

いつもは素通りする記事だが この 「我が家言葉」という文字に興味を引かれた。
国語辞書にはない 筆者が独自で紡ぎ出した言葉だ。

世間や他家では使われないが 家の中や家族間でやり取りされる言葉 を
筆者は こう呼んでいる。

おおかたは 当家の子供が幼い時に よくまわらない舌で喋った 片言のような
言葉だったりするが なかには 当家の家族間で起こった面白い話題がもとに
なっていて 折に触れては 家族で口にする「一つ言葉」のようだったりする。

思えば 我が家にも そんな言葉が いくつもある。
大半は やっぱり幼い頃の子供達の言葉に起因している。

たとえば 「ねばねばゴム」
昔 娘が ままごとや遊びに使うのに 輪ゴムを欲しがった際
未使用の輪ゴムではなくて 何かの用で使ったものを とっておいて
欲しがる時に それをあげていた。

輪ゴムは 一度使ったものは 古くなると粘ついてくる。
そのことを知らなかったわけではないが 遊びに使うのだから
わざわざ新しいものをあげなくても という思いがあった。

あるとき 輪ゴムを欲しがったのであげたら
その輪ゴムが 古くなっていて 粘ついたらしい。

その感触が 幼い娘には とても不快だったのだろう。
次に 輪ゴムがほしい時に言った言葉が

「ねばねばゴムじゃないのをちょうだいね」 だった。

ちょうど実家に帰省していた時だったから
父も母も この 娘の「ねばねばゴム」に 腹を抱えて大笑い。

この笑いの中には 幼い子のことだから 使用済みのでもかまわないだろう
という おとなの 幼児をあなどったことへの反省も含まれていた。

以来 我が家では 使用済みの輪ゴムを
「ねばねばゴム」と呼ぶようになったし
輪ゴムだけでなく 使用済みでない新品を欲しい時や使いたい時にも
「ねばねばゴムじゃないのをね」 などと使っている。

孫たちの幼さを愛しんでくれた父母は とっくに鬼籍の人となったが
今では 長男の子供達が幼かった頃も 娘の子供達も かつての彼らがそうであったように
祖父母の夫や私を 可愛い片言で楽しませ 笑わせてくれている。



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もう秋の気配が・・・

慌ただしく夏が終わって南瓜を収穫

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