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今月は 私自身の不調や 先生の都合で変更になった日が 私にはすでに予定が入っていたりで
書道の稽古に 一日も行けていなかった。

今週の稽古日も やはり先生の都合で 木曜が今日に代わっていたが
今日は何も用事がなかったので ようやく 今月初めて行って来た。

今月初めて手にする今月のお手本の冊子
表紙には 昇級おめでとう の 先生の言葉がある。
嬉しかった またこれからも頑張ろう と思える瞬間だ。

道具を調え 腰を落ち着け 冊子のお手本を広げる。
今月は 独特の書体の大先生の筆になる和歌が 手本だ。

若山牧水の歌が 大先生独特の文字で書かれている。

どの文字までがひと続きなのか・・・読みづらい。
どの文字で意味が分かれているのか・・・私には理解できない。
和歌の内容が どうにも理解しづらかった。

次に 先生が 半紙に 弟子一人一人に書いてくださったお手本を見た。
先生は 大先生の書を 我々弟子が書きやすい書体に直し それをお手本として
渡してくださっている。

なるほど これはこういう文字が書いてあるのか・・・。

そのあと 冊子のお手本の脇にある 歌を 読み下して小さく書いてあるものを読んだ。

フムフム なるほど
初めのヲミナヘシ(女郎花)に対して 末語にヲトコヘシ(男郎花)で結んだのか・・・
牧水も 洒落た歌を詠んだものだ・・・。

そして もう一度大先生のお手本を見る。

❓❓❓
❓❓❓
エ〜! ちょっと待てよツ!
これって わざと??

もう一度 脇の読み下したものを読む そして もう一度お手本を見る。
やっぱり どう考えても 大先生の間違い としか考えられない。
だって 読み下しは ちゃんとヲトコヘシになっているもの・・・。
ヲトコヘシじゃなければ意味が通らないのに
大先生の書かれたお手本は ヲトコシヘ になっている。
渡された先生のお手本も 同じように ヲトコシヘ と書いてある。

でも 今月は今日で三回めの練習日だ。
もし お手本の間違いならば 本部からの知らせがあるか どなたか通っている方が
指摘してか すでに先生も気づいておられるはず・・・。

それに ヲトコシヘという花が 実際にあるのかもしれないし 読み下し文が
間違っているのかもしれない 稀にそういうことがあるのだ。

なんでも納得しないと気の済まない私。

おそるおそる先生に どこで切って詠むのか オトコシヘというのはどんな花なのか
読み下しはヲトコヘシになっているんだけれど・・・
と 聞いてみた。

すると 先生は エツ!という顔をされた。

アラツ これは・・・? と 先生も気づかれ おかしい と思われたのだろう。
早速 辞書やパッドで調べてみえたが ヲトコシヘ という花は見つからなかった。
そこで ヲトコヘシ を調べると ヤッパリ❗️あるある❗️

ヲミナヘシ に対して ヲトコヘシ なのだ。
女 に対しての 男 色も 鮮やかな黄色に対しての真っ白。
先生も 歌の意味からも そうでなくてはおかしい と気づかれ そうおっしゃった。

大先生がお間違えになったのだ としか考えられない。
今まで 全く間違いに気づかなかった。
弟子のどなたも指摘されなかったし お手本そのままをみなさんに書いて
渡してしまった。

それにしても 本部から 訂正の連絡が入っていない。
本部の偉い先生方も 事が 大御所の大先生の筆になるものだから
もし 間違いに気づいている先生があっても 間違っている とは
面と向かって言い出せなかったのかもしれない。

それでも 間違いだとわかった以上 お手本のままではなく
正しい文言に直して書きましょうか・・・。

先生はそうおっしゃったが 私たちは 和歌を学んでいるのではなく
書を学んでいるのだから お手本のままでいいです と 私は言った。

それでも先生は 間違いなのにそのままというのは 気持ちが悪い。
と言われたが かといって 三週めの今更 本部に連絡したところで
どうしようもない。

また もし本部の先生方が気づいていても黙って見えるのなら
なおさらのこと。
教室の師である先生が 間違いに気づき 指摘したとなると
これもまた それからのことが問題になって 先生の立場が悪くなっては
それも困る。

だから このままお手本通り 書いて出すことにしましょうよ。
と 私が言って ではそのままで と いうことになった。

同じ時間に学んでいる人たちも 毎回練習しているのに
まったく気がつかなかった と 口々に言って 先生ともども
よく 気がついたねえ と驚かれる始末。

なんでも知りたがりやの「きょん」の 面目躍如 の出来事だった。
それと 昔々 専科として学んで 今は錆びついた「国文」が ちょっとだけ顔を出した
とも言えるか。

それにしても 大大先生でも 間違いはされるのだ。
年々 お年を召されているのだから それも有り得ることだ。

雲の上のそのまた上の大先生でも ヤッパリ人間なのだなあ と思える
今日の出来事だった。



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昨日もヤッパリ

台風一過

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