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今日から後は 今まで降っていた雪が雨に変わる……
今日はそんな雨水だ。

今週はおおむね気温も安定しているらしいが 日曜日になると また気温が下がる と
いう予報が出ている。

今冬は 例年の冬に比べて気温が低い。
その証拠に 例年だと畑に植わったままにしておいて 使いたいときにその都度
夫が引いてきてくれる大根が 昨日引いてきてもらった数本全部の中心が 茶色く
なっていて 全く使えるものがなかった。
土の中で凍ててしまったらしい。

飛騨なら 雪が降る前に 畑の隅に穴を掘り穴の中にワラを敷いて その上に
大根や他の野菜などを入れてまたワラで覆い 雪が出来るだけかからないように
木で小さな屋根を付けて 室のようなものを作っておく。
そして 雪が深くなっても室の位置がわかるように 背の高い棒を立てておく。

真冬になって雪が降ると 降り積もった雪をかき分けながらその室へ行き
貯蔵してある野菜を取り出す。

同じ県内でも私が住んでいる地方は そこまで雪が積もらない。 大根でも
白菜でも 植わったまま冬越しするから 今冬のようなことになってしまう。
わらしべで上部を縛ってある白菜が あちこちの畑で見られる。
土の中で越冬する野菜はとても甘くなるから わざとそのままにしておくのだ。
白菜などは 葉が幾重にも重なっているから 外側の葉さえむいて捨てれば
中はきれいなものだ。

でも 今冬のように雪が多いと 白川村などでは 雪室の在り処を示す長い棒さえ
雪の下になってしまうから 掘り出しにも行けなくなる。

そうした時 大活躍するのが漬物だ。
一冬 または たった一二軒の八百屋が市場へ買い出しに行けるまで 晩秋に漬けた
漬物が貴重な食べ物で それが主な野菜になる。
だから 雪が降りだす頃までに どうしても 幾種類かの漬け物を漬けることは
嗜好品としてでなく 必須のことなのだ。

そんな事態になることを予想して 野菜を一つずつ新聞紙で頑丈に包み それをまた
使わなくなった毛布などで包んで 押し入れなどの凍みない所に保存しておく家も
多い。
多少萎びていても 生の大根は貴重品だ。

雪国には雪国なりの 古来から伝え継いできた生きる知恵がある。

もし来冬が今冬のように気温が下がる予報が出るなら 我が家も 隣の畑に
穴を掘って室を作り 野菜を貯蔵するか と夫と話している。

せっかく身を粉にして作る大根や人参だから 一本でも多く守りたい。
何も手伝わない私でさえそう思うのだから 実際に作る夫の思いはもっと深いだろうし。



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