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タワーからホテルへの道々 翌朝は 嫁と孫たちはタウンの開店時間に合わせてホテルを
出て再びスカイツリーへ行き 買い物を楽しんだ後 遅い時間にホテルを出て浅草寺へ
向かう私と 雷門で落ち合おう と タクシーの中で予定を立ててあった。

二日間のうちのどこかで 親子三人だけでいる時間を作ってあげたかったし 私自身
さすがに二日目は 前日のように一緒のペースでの行動は無理だと想ったからだ。

ホテルを出る三人を見送った後一人ゆっくり部屋で過ごし フロントで荷物を送る手配を
済ませ 散歩する気分で雷門へと歩いた。

今まで何度か訪れたが 昨日のような人出の雷門は初めての経験だった。
せっかく来たのだからお詣りを と思っても動けない。
とにかく 門外から溢れるように群れるように 日本人と外国人の頭が入り混じって
重なり合い 門から本殿へと続く参道の両側のお店も 人が多すぎて見えないのだ。

一メートル進むのさえもままならないし お店を覗こうにも人をかき分けてでないと
行き着けない有様の中 時間はかかったが なんとかお詣りを済ませた。
門への帰りは裏通りを通ったが そこもまた多勢の観光客が歩いたりタムロしていたり。


人混みの中でしばらく待つと 嫁と東京に住む娘からの連絡が同時にあった。

中学生の孫が言うには 直ぐそばにいて探していたのに 娘の雰囲気が我が家で会う時
と違っていたから 全然叔母だと分からなかったらしい。

確かに 東京にいる時の娘は 華やかな都会で暮らす女性らしい服装や雰囲気を纏っている。
彼女が東京で生活し始めて二十年にもなるし 結婚した相手が英国人だからなおのこと
暮らしからくる雰囲気も違ってきた。
帰省中の娘は 姪や甥にはそれを感じさせないで パパの妹 として接しているからだろう
ホームベースでの叔母の暮らしぶりの一端に 孫たちは初めて触れ驚いたようだった。

昼食をとり 一緒に地下鉄に乗り 孫たちが行ってみたがる原宿の竹下通りへ向かった。
娘は孫のお迎え時間が迫って いっとき抜けたが また合流。
迎えから帰って合流したかと思ったら その子を置いて再び今度は下の孫のお迎えに。

竹下通りは 流石に私はゴメンだったが 娘の方の孫が従姉妹たちと一緒に歩きたがるから
仕方なく 繋いだ小さな手を離さないよう意識しながら 彼らの後を追い 探して歩いた。

歩くといっても ここもまたスゴい人人人 それもみんな流行りの格好の若者と外国からの
観光客で 日本人のおばさんや私のようなおばあさんは珍しい。

中高生の孫が歩き始めた時には 通りの入り口で入場制限がされていたというから
ここの人出の多さも この陽気と春休みとあって 普段に輪をかけた多さだ。

ようやく嫁と孫たちに行き会えた頃 お迎えに行った子を連れた娘が来て合流。
娘は車で来ていたので 孫の一人はそちらへ乗り 後の三人はタクシーを拾って
娘のマンションへ行った。

普通に見かけるのとは少し違う雰囲気のマンションの外観や内装に
二人の孫は ここでも目を丸くしていた。

あまり滞在時間がない と伝えてあったので デリバリーのピザが注文してあり
昨日今日のあれこれを話題に みんなでそれを食べた。

幼い孫たちは 始めて来てくれた大きな従兄弟に お得意のフラフープをして見せたり
たくさんのお気に入りのぬいぐるみを並べたベッドを見せたり 大はしゃぎ。
二歳の孫などは 最近できるようになったばかりのでんぐり返りまでやって見せた。

あっという間にマンションを出る時間になり あまりに早いバイバイに 幼い方の
孫たちは 事態が理解できない様子だったが エレベーター前で手を振って別れた。

娘から 案の定 私たち四人が どこかへ出かけてまたマンションへ戻って来る
とばかり思っていた二人は 四人とも新幹線に乗って帰ってしまったのだと知ると
大泣きしてしまい なだめるのに大変だった とメールがあった。

品川を八時二十分発ののぞみに乗り込み 孫たちは楽しかった時間を反すうしながら
今日買った品々を私に見せてくれた。

行きたい場所場所にたっぷり時間をかけて 見たり買い物したりの二日間だったから
孫たちの満足度は言うまでもなく 目の前の彼らの嬉しそうな楽しそうな姿を見る私も
また 満たされた気持ちで帰って来た。

二日間の旅をするうち中 もう一つ嬉しかったことがあった。
出かける数日前 かかりつけ医院のマッサージの先生から 花粉症によく効く
スプレーがある と聞いた私は アレルギーがひどい孫を想ってそれを買い
持参して 朝 新幹線を待つ間に ホームで孫にスプレーしてあげた。
気休めでもいい症状が少しでも軽くなれば と思ったそれが意外に効いたらしく
効果が切れる時間になると 途端に鼻水が出始めて止まらなくなった。
それで やっぱり効いていたのだ と分かり嫁も本人もビックリ。

旅の間中 終始マスクをかけてはいたものの 鼻水を忘れて過ごせてよかった。
それもあって よけいに二日間を楽しめたのだろう と思う。

去年の日帰り旅 そして今回の旅……
おそらく今後 二度とないおばあちゃんとの旅が 楽しい思い出として 二人の孫たちの
心に残ってくれたらいい。

それが私の一番の願いだ。










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春爛漫のなか

私と嫁 孫二人との旅行記 ー①ー

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