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東京から帰ると 幾つか郵便物が届いていた。

その中に はるか昔に 短い間だったが教えた子からの手紙があった。

素敵な大人の女性になっている彼女は 偶然にも 私の友人とブログやそのオフ会の仲間で
友人を通じて消息が分かるようになった。

豊かな家庭に育った彼女だが つい二ヶ月ほど前に お父さんを亡くされたと 友人を通じて
知った。

友人から連絡が入ったものの 一人娘の彼女の心のうちを想うと 直ぐには声のかけようがなく
手紙を出したのは しばらく経ってからだった。

今回の手紙には そのお礼と 彼女の現在の心境が綴られていた。

封を切って便箋を広げると ハラリと一枚の紅葉がテーブルに落ちた。

広い庭に植わっている木の一葉だったのだろうか それは形の整った実に美しい紅葉だった。

そして 文章はきれいな文字でしたためてあった。

封筒には柿の実の切手が貼ってある。

いかにも 細やかで清楚な 女性らしい心遣いの手紙だ。

お父さん亡き後 ご存命なお母さんの面倒をみながら暮らしてきた二ヶ月を
ぽっかり空いた心を抱えながら 老いた母親との暮らしに戸惑いながらも
日々懸命に過ごしてきた様子がうかがえる。


はるかはるか遠い昔に結んだ縁の教え子からの手紙は 教え子に恥じない生き方をせねば と
日ごろの怠惰な暮らしを振り返る いい機会を与えてくれた。




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少しずつ落ち着いてきてはいるが……

孫たちの七五三詣り

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