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一昨日 夫と 息子が運転する車で 私の実家のお墓参りに行った。

もちろん 行った目的はお墓参りだから まずは一路 墓地へ行き 周囲の清掃や草取り
暮石の清拭をして綺麗にしたところで お花をたてろうそくと線香に火をつけて三人で
手を合わせた。

夫と一緒だと 目的の墓参が済むと そこからはお決まりのコースになる。

ひいきのお店で お昼ご飯に中華そばを食べ いつものスーパーに寄って買い物。
それも 決まって買うものがあるし 魚も必ず買う。

一昨日は 今まで食したことのない魚のお刺身があった。
いち早くそれを見つけた息子が こんな珍しい魚の刺身は食べないと!と
目を輝かせ まずはカートのカゴへ入れた。

ほかに珍しいものも数点あったが食指が動かずスルー。
でも家の近辺のスーパーでよく見かける魚介類でも 光り方が格段に違っている。

つぶ貝やとり貝 赤貝も 見ただけで 鮮度がいい とわかる。

それで 数種類の刺身のトレーをカゴに入れた。

ほかのお決まりの食品も買って あとは帰るだけ。

本当にあっけないほどの 私には物足りない思いの あわただしい故郷帰りだが
乗せて行ってもらえて 自分ではできない清掃やら何やらをしてもらえる
のだから 親戚や友人の顔が見られないのが残念であっても そこで文句は言えない。

帰宅後 夕食には 買って来たお刺身や何やらが お酒の友になったり
おかずになったりしたが ひさしぶりに美味しいお刺身を食べたね と
三人で言い交わすほど どれも驚くほど新鮮で うまみも甘さも歯ごたえも
抜群だった。

食べながら 昔昔 夫と一緒になった頃 魚屋に並ぶお刺身を買ったはいいが
まずくて食べられなかったこと 親しくなった人との会話で それを言うと
あんな山奥なのに刺身が美味しいなんて あるわけがない! と信じて
もらえなかったことなどを思い出し そのことを二人に話した。

夫も息子も それが事実 と分かっているから 「たしかに山深い所だから
何もないひどい田舎なのか と他所の人は思うかもしれない。 もちろん閉鎖的な面も
あったりするが それなりの歴史と洗練された文化や伝統が 形になって残っている。
食に関しても 一般に言うところの会席料理だって 金森宗和の宗和流に則った料理
が今もあったり 年越しやお正月だって きちんとこうして迎える という形に近いもの
がある。昔からの習わしに加えて近代では 山国であっても交通の発達で海が近く
なっているから 新鮮な魚介が手に入る。加えて肉類も特産があったりするからね。
雪の始末さえ考えなくてもいいなら 住むのにいい所だよね。」

と 身びいき半分にしても その場は マア冷静な公正な そんな話に落ち着いた。

夫はともかく 息子がそう思っていてくれる気持ちが 私には嬉しかった。

あれほど可愛がった孫が語る言葉を 彼の祖父母は どれほど嬉しく聞いただろう。
きっと 私以上に喜んだに違いない。

山国で買ってきたお刺身を食べながら 口や胃の腑だけでなく 心までが
美味しさを味わったような 一昨日の夕ご飯だった。

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明日から七里ガ浜へ

明日は御墓参りに

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