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我が家がある市には 乳がん治療では中部圏で有名な病院がある。

少し離れた市に住んでいる友人が 今日 手術後の診察と投薬を受けに その病院を訪れた。
それも 彼女を車で送迎するのは もう一人の友人。

それで 何日か前に彼女から 三人で一緒にランチをどうか とメールをもらった。

ずっと彼女の病状が気にかかっていたこともあって 二つ返事で承諾した。

彼女は今 乳がんの他に 完治しない病が発見されて 両方の治療を受けているところだ。

会ってみると 想像していたよりずっと元気そうではあったが まだ痛みはある と言うし
これでも戻ってきたの と言ってはいたが 体重もかなり落ちている様子だった。

辛抱強い彼女が まだ痛みはある と言うのだから 治療による不快感や副作用はかなりの
ようだった。
それでも ありがたいことに薬がよく効いているらしい。
でなければ いくら近くの病院へ来たからといって ランチを一緒になどできないだろう。

気の置けない仲 とあって 友人は 乳がんが発見され直ちに手術となった経緯や
それを追いかけるようにして発見されたもう一つの病いについても 発見に至るまでの
体の変化や 治療が始まって以来の体調など 自分から話し出し 教えてくれた。

近年 成年日本人の二、三人に一人はがんに罹患するらしいが それでも 一人で
二種類もの異なるがんになる人は 滅多にいないだろう。

放射線治療によって出てくる様々な副作用や苦痛など 彼女は隠すことなく話した。

乳がんの方ももう一つの病気の方も ある程度の治療が終わったり気持ちが落ち着いて
冷静に病気を受け止められる時期になったりしたからこそ 電話をくれたのだろう。

医師から 完治しない と告げられた時の思い その後 今に至るまでの心境など
ようやく 会って話せるようになったのだろう。

少しずつ元気になってきた とはいえ 未だに家事のほとんどをご主人に頼っている
から ご主人に 絶対に私より先に逝かないでね と言ってるの と 笑いながら
彼女は話した。

命に関わりがないものの 同じように完治しない病の私も 日頃 夫に 同じことを
言っているから この点の彼女の心境はよく分かった。

冗談を交えながら病について話せるまでに どれだけ自身の中で葛藤があったことか。

昔から我慢強く それでいて 周囲の人の言動もやんわりと受け止められる彼女だから
こそ 大家族に嫁ぎ 子育てしながら 大舅と大姑 舅姑 小姑と暮らし 婚家に繋がる
たくさんの親戚に囲まれて生きてこられたのだ と思う。

そんな彼女に いちどきに二つもの病気を それも一方は完治しない病気を与えるなんて
神仏はなんて不公平なのだろう。

神仏は耐えられるものに耐えられる辛苦を与えられる と何かで読んだか聞いた。

きっと彼女なら耐えられる! そう思われたからこそ彼女が選ばれたのかもしれない。

友人の 明るく穏やかな佇まいや笑顔を見ながら しばらくの時間を共にした。

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MRI検査の結果

生協子ども平和ひろば

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