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 この度の広島の土砂災害は 死者が五十人に近く 不明者も四十人を越えた。
 日本中が この無残で痛ましい出来事を 悼んでいる。

 この地区に住む人たちは 家が危うい土地に建っていることは 承知していた。
 だから 今年に入って 砂防ダムを設けてくれるよう 市へ陳情したりしていた。
 でも まさかこのような大災害が 近いうちに起きようとは 誰も考えもしなかったろう。
 真夜中に土砂に襲われた人々は 今も悪夢の中にいらっしゃるにちがいない。
 起こったことを受け止めるには あまりにも現実は過酷すぎる。

 我が家が建つ辺りの土地も 軟弱地盤だ。
 故に 間近かに高速道路が通る計画が浮上した時には 自治会をあげて運動した。 
 せめてルート変更をと。

 公の機関は いったん計画を立てたり 反対に民間からの企画だったりすると
なかなか その変更や実現が難しい。
 実際 高速道路も こちら側が粘り強く何年も 地盤の軟弱なことを訴え続けた結果
ほんの十メートルにも満たないような距離だけだが 遠ざかった。
 そんな距離でも 計画が変更されたことは 家や住民には重要なことだ。
起こるかもしれない事を 未然に防ぐことに繋がったかもしれないからだ。
 そう考えると たった数メートルでも動いたことは 幸せだといえよう。

 広島の場合 急激に拡がっていく都市の変化の中 山肌の危険性に対しての手当てが
後回しになってしまった感は否めない。
 公という大きな器の中では 危険性を認識できても なかなかそれが顕著化しない。

 後からとやかく言うのは全て結果論であって 失ったものが返ることはないのだが・・・。
 
 なにか他人の身に起こった災難のように 淡々と 時に笑みさえ浮かべて
インタビューに答えている家族や住民の姿は 我が身に降りかかった災害に
今はまだ 向き合うことさえできていない人々の 心の在り様を視る想いがして 辛い。

 せめて 一刻も早く 不明者が 大切な親や子のもとに帰ってこられますように・・・。
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