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昨日は お彼岸の中日だった。
  夫と私は 畑でとれた栗で 栗きんとんを作り 栗おこわを炊いて
 夫の実家を訪れ 仏壇にお供えして お墓参りをした。
  あいにく 実家の義弟のお嫁さんは 仕事で留守だったが 義弟は在宅だった。

  栗は 義父が夫に遺してくれた畑に木を植え 夫が丹精込めて育てた。
  その木からとれた栗の実は つややかで大振りの実だ。
  それを二人で 茹でた後 実を丹念にほじくって出し潰して 少々の砂糖を加える。
  それを 一つの重さを量って 絞るようにして形を作る。
  形作った後は 問屋から取り寄せた専用の包み紙で丁寧に包む。

  その間に 小豆を混ぜて栗を乗せておこわを炊いた。
  炊き上がった栗おこわを重箱に詰めてごま塩を振り 南天の葉を添えた。
  私の生家では 赤飯を炊いて上にゴマをふっても 南天の葉は添えなかった。
  夫の亡母は 赤飯を持って来てくれる時には 必ずこうして南天の葉を添えて
 持って来てくれたものだった。
  秋のお彼岸なのだから 本来ならお供えには おはぎなのだろうが
この南天の木の葉に想いがあって あえて栗おこわにしたのだった。

 仏壇にお参りした後 夫と義弟は 自分たちの先祖に想いを馳せ
しばし ご位牌を眺めながら 話し込んでいた。
 兄弟の それぞれにいろいろあった齢を経ての 穏やかな心地よい時間だった。

 年月は 水のように ある時は坂巻きある時はとうとうと流れる。
そして 川幅を広げながら 大海へと注いでいく。
 人もまた 水の流れのように 穏やかにゆったりと大海へと流れ着くのだろう。
 
 同性の姉妹がない私には 和やかに話しする二人が とてもうらやましく思えた。       
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どんぐりが凶作

2050年9月23日の天候

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