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  マンションの近くの美容院で 私 孫 娘の順で髪を整えてもらい
タクシーで 式場の椿山荘へ。

  美容院へ行く前に 着物は 早朝から着た。
  今回私が締めた帯は 祖母から母へ 母から私へと譲られたものだった。
  明治の丸帯を作り直した帯は さすがに一目見て いいものだとわかる帯だ。
  祝いの席に締める帯だから 使用頻度も少なくて 擦れや汚れもない。

  昔 この帯を母が締めたところは 一度しか見たことがなかったが
帯のいわれは いつの頃からか 母から聞かされていた。
今回 母の孫にあたる甥の結婚式だから この帯を締めて出れば 母も一緒に
孫の晴れ姿を見られる・・・そんな想いもあって この帯を選んだ。
  
  あの幼かった甥が お嫁さんを見つけ結婚する・・・なんだか不思議な気持ちがした。
  おとなしい子だとばかり思っていたが とてもひょうきんで 沢山の友人に囲まれていた。
  友達は生涯の財産だから これからも彼らの助けを借りながら 力強く生きてほしい。
  ポーラのデザイナー室にいる甥は これまでそこそこ受賞したりしてきたから
将来も頑張って 好きな道を歩いて行くだろう。

  結婚式の主役はどうしても花嫁さんだから 新郎の親はどちらかというと お飾りだ。
  弟と義妹は 披露宴の間 出席者に挨拶して回ったほかは ただ自分たちのテーブルで
口数もすくなく静かに座っていた。
  ここまで息子を育てるのに どれだけの心血を注いできたことか・・・
どれだけの苦労があったことか・・・。
  育てた親でなくてはわからない 弟と義妹だけが分かり合える 無言の言葉
を 二人で交わしているように想えた。

  こうした親の想いを繋げて 人間は幾世代も生きてきた。
  甥とお嫁さんも遠からず親になる。 その時初めて どれだけの愛情に包まれて
育ってきたか 実感するのだろう。

  高砂の席に並んで座る 甥と花嫁さんを見ながら 今日締める帯に込められた
自分に繋がる先祖の想いを どうか彼らも受け継いでいってほしい・・・。
  そんなことを考えながら 座っていた。
































































































































































































































































































































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みんなお疲れ

明日 明後日 に備えて荷作りし美容院へ

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