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  今日は 私の誕生日。

  でもそれ以上に 今日は 夫が勤める幼稚園の発表会だ。
  誕生日と一緒で こちらも年一回の行事。
  幼稚園と園児にとって 一年間の教育の仕上げと 成長と成果を発表する
とても大切な場だ。

  この日に向けて 園児も先生方も 練習と指導に励んできた。
  父兄も 我が子のステージ上の晴れ姿を楽しみに 祖父母や肉親とともに 
会場へ 足を運ぶ。

  今朝 夫はいつもより早く家を出 幼稚園から会場へと動いた。
  わたしも 毎年 会場へ行き 幼い子供たちが 精一杯踊ったり演じたりする姿を
客席から観るのを 楽しみにしている。

  そしてこの日 私は 園の理事長と園長へ ご挨拶しなくてはならない。
  発表会の終了後 園児や父兄のおおかたが帰った頃合いを 見計らって 
ホールで見送っていらっしゃる園長へ 日頃 夫がお世話になっているお礼を述べる。
  
  普通なら その後は用済みだから 帰るのだろうが 園長へ挨拶をした後は
必ず舞台の袖に座って 発表会の様子を観ていらっしゃる 理事長の所へ誘われる。
  そしてご挨拶の後には 用意してくださるお昼を 理事長と一緒にいただく。
 
  先生方は 後片付けと 午後からの姉妹園の発表会の準備に追われて
食事もそこそこに 慌ただしく動いていらっしゃる。もちろん夫も。
  そんな側で 理事長と私は さも呑気そうにお弁当をいただきながら 様々に話す。
  理事長は それを楽しみに 私を待っていてくださる。

  これには理由がある。
  亡くなった母の実家が 理事長の生家の近くで 理事長と昔話ができるからだ。

  今日も理事長は ご自分の来し方のご苦労なさった時期のことや 私と共通の話題の
生家での 幼い時代 戦争時代 の思い出などを 私の祖母や母の話に絡めながら
よく お話になった。

  ご兄弟それぞれに お付きの姉やがいるような 大家で育った方だが
亡母の実家が貧乏の見本のようだったにもかかわらず 一緒に遊んだ母や母の姉妹のこと
等 よく覚えていてくださって 明治の女の意気地を通した 私の祖母の思い出もまじえて
懐かしげに話してくださる。

  母が生きていたら 理事長との不思議なご縁に驚き さぞかし喜んだことだろう。
  そして 理事長がおっしゃるように 母も生きてお会いしたかっただろう。

  それにしても どこに人と人とのご縁があるか わからない。
  だからこそ 人は 真面目に誠実に 後ろ指指されないように生きなければならない。

  祖母や母 母の姉妹が しっかり生きてくれたからこそ 何十年も経った今
話題になっても 堂々としていられる。
  ありがたいこと と つくづく思う。

  振り返って 私はどうだろう・・・。
  孫たちが大人になって 私を知っている人に巡り合い 私のことが話題にのぼった時
恥ずかしい思いをしないでいられる・・・そんな生き方をしてきているか・・・。

  巡り合った理事長とのご縁を 大切に思いながら いつも そのことを考える。
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伝わっていくもの 譲っていくもの

幾つもの嬉しかったことが

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