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  娘は 自社の仕事をするために 孫がまだ一歳にならない頃から 都の福祉制度にある
保育ママ という人に 月に数回 孫をお預けして お世話してもらってきた。
   
   保育ママ制度は 忙しかったり急に病気になったりして 子育て中の母親が
ちょっと子供から離れたい時 お世話をお願いできる制度だ。
   保育ママとして 区に登録して認可を得た人に 予約しておいて預ける。
   区で決められた時給を その方に 預けた時間の分 お支払いする。
   保育ママは 保育の状況を示す金額の受領の印を 区に月ごとに提出されるらしい。

   区内には何人もの保育ママがいらっしゃるから 最初は区へ連絡する。
   区から紹介されるのだから どんな人に当たるのかわからない。
   来てもらう場合も こちらが保育ママのお宅へ預ける場合もある。

   孫の場合は ラッキーだった。
   預かってくださる方が 実にいい方だった。
   多分これ以上の人はいないだろう と想える方だ。
   だから預ける時は いつもこの方にお願いするようになった。
   そして今も毎日 保育園へ迎えに行きマンションまで連れ帰ってもらっている。
   本当なら こんな短時間の預かり労働は嫌だろう と思うが 
Mさんは 孫が保育園へ入った時から 娘の事情を分かってくださって
時間をやりくりして ずっと続けてくださっている。

   保育ママのMさんは 七十代の半ばを超えた女性だ。
   しかし お歳を聞いて驚くほどの 実に若々しい女性だ。
   単に顔立ちがいいとか肌の手入れがいいとかではない 心や生き方までもが
姿かたちになって現れている そんな感じの女性だ。
   あのような雰囲気は お金があってどれほど身を飾っていても醸し出せないだろう。

   彼女は 背筋がピンとして おしゃれで素敵な方だ。
   まさに 山の手の奥様 という風格で 言葉遣いも実にきれいだ。
   以前に一度 娘と一緒に孫を預けに行ったが 住まいも初台の高級住宅地にあり
お金ではなく 自身の生き方として 保育ママを続けていらっしゃるのだろう と思った。

   長年幼児教育に携わっていらっしゃったから 子供の扱いは言うに及ばず
母親に対する気持ちも行き届いて 保育ママとして申し分のない方だ。
   こんな方だから おそらく保育ママとしての人気も高いだろう。
   Mさんにお預けしたい と希望する母親も多いだろうに 園への送迎という
短時間のお願いで 申し訳ないような気がする。
   
   昨日も 渋い朱色のサマーセーターに白い麻のパンツ 肩にショルダーバッグ
をかけて白い靴を履き 颯爽と 軽やかに孫を送って来てくださった。

   生き方が姿に出る というお手本のような女性だ。
   
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会話ができるようになったから・・・

一週間が過ぎて

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