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 江戸時代を描いた小説を読んでいると
庶民の 特に男性の伝法な口調の会話がよく出てくる。

 粗っぽい喧嘩口調の いわゆる〈べらんめェ口調〉がそれだ。
何冊も読んでいると それが小気味よく感じられてくるから不思議だ。

 今はもう 東京にもこんな口調の人はいなくなっているだろう。
 そう 思っていたら どっこい!!
今でも こんな口調でしゃべる男性がいた!!

 東京の娘が暮らす近くに 長い歴史を持つ八幡社がある。

 ここはマンションから近いこともあって 孫が歩き始める前からの散歩先だ。

 この八幡宮にいつ行っても 清掃している法被を着たおじいさんがいる。
毎日のように散歩に行っているうちに この人と自然に顔馴染みになる。

顔を見知ってくるうちに「おはようございます」から始まって言葉を交わすようになった。
毎日通う娘はもちろん たまに孫を連れて行く私にも 声をかけてくださる。

 このおじいさんの言葉が 〈べらんめェ!!〉

「オッ今日も来たねッ」「変わりねェかい」「気イつけて帰んなよッ」
「あっしはねェ・・・」「・・・した方がいいですぜェ」
というような具合の 言葉だ。

 庭師の棟梁らしく お宮に行事のある時など 何人もの人に指図している。
 その口調が 実に小気味いい。

 会う場所が神社ということもあって まるで江戸時代へタイムスリップしたよう。

 娘の所へ行き 孫の顔を見て一緒に遊んだりするのも楽しいが
八幡社へ孫と行って このおじいさんに会うのも もう一つの楽しみだ。


 
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今日は一日雨で・・・

お気に入りの作家 その二

comment iconコメント ( 2 )

伝法ながわからんかったんで 意味しらべてしまったぁ~~

《「でんぼう」とも》

[名・形動]《3が原義》

1 粗暴で無法な振る舞いをすること。また、その人や、そのさま。「―な男」

2 勇み肌であること。また、その人や、そのさま。多く、女性にいう。「意気がって―な口をきく」

3 無料見物・無銭飲食をすること。また、その者。江戸時代、浅草寺伝法院の寺男が、寺の威光をかさにきて、境内の見世物小屋や飲食店で無法な振る舞いをしたところからいう。
「留場へ出る―が所(とこ)まで探しあるいたが」〈滑・浮世風呂・三〉


うんうん これで 賢くなりました

そんな人に会うとなんか 気持ちがよくて 懐かしくて うれしくなってしまうね

でもだんだん 少なく成っていくのが 淋しいね

又 会えるといいね・・・・・

名前: ine [Edit] 2014-04-29 10:35

細身のね江戸っ子って感じのおじいさんよ。いい人みたいだけど最初はちょっと怖いわよ。神社の下働きの人だと思ってたら庭師の棟梁だったわ。まだ東京にはあんな男性がいらっしゃるのねえ。

名前: - [Edit] 2014-04-29 20:34

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