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  夫がせっせと通う畑には 古い渋柿の木が数本あって 夫はその木を
祖父母や父母のかたみとも想って 大切に大切にしている。

  今年は その渋柿が近年にない大不作だ。
  毎年秋深くなると 夫は その実を一つ一つ収穫し 夜なべ仕事にして
手で剥いて三つを一串にして差し 縄に十段にして一連とし 軒下に干す。

  たいそう手間のかかる仕事だが 夫は毎晩 黙々と作業する
  その手間を 愛おしむように。

  それなのに 今年は不作。
  夫は がっかりしていた。
  そこへもってきて昨日のことだ。 仕事帰りに 玉ねぎの苗などに水をやろうと
畑へ寄ると 幹から出ている太い枝が 元からボキリと折られていた。
  前日には 確かに枝はあった。だから 日曜日の夜 折られたらしい。

  そんな太い枝が 自然に折れるわけもなく また もし 自然に折れたのなら
木の下に その枝が落ちているはずだろう。
  ない ということは 誰かが故意に枝を折り 持ち去った ということだ。

  おそらく 日中の明るいうちに下見をしたに違いない。
  または 大通りから一本入ったその道を いつも通る者の仕業かも。

  まことに けしからぬことだ。
  数本の木の中でも その木は一番実を付けていたから 折って持ち去られた
枝には 二三十個の実は付いていた と 夫は言う。

  渋柿の木は 道路に面しているから 夜中 辺りの人家が寝静まった頃なら
車で来て傍に停め 折ってそのまま社内に持ち込んで すぐに走り去れば
誰にも 見とがめらずに できる仕業だ。

  人が大切に作っているものを そのような乱暴なやり方で 盗んでいくとは
なんと卑怯なやり方か!!
  まったく 腹立たしいことだ。

  夫に 警察に届けたら と言うと 夫は 柿の枝ごときで 届けたら笑われる
と言う。

  干し柿は あまり若い人には好まれないものだ。
  だから きっと この泥棒は 私たち夫婦と歳が違わないのではないか。

  太い枝ごと折り取って持ち去る・・・そのやり方が許せない!!

  
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栗よせ

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