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 孫は 九度台より上がる熱は なくなったようだから 嬉しい。

 いつもは娘が早朝病院へ行くのだが
今日は 娘を休ませて 私が 七時の開門に間に合うように
病院へ行った。

 さすがに この時間帯だと 東京も空気が 清々しい。
 この地域は 緑が多いから 特に感じるのかもしれない。

 病棟に着いてみると あちこちから 子供たちの大きな鳴き声が聞こえる。

 足ばやに病室へ行くと 柵を高くベッドの四方に張られた中に
チョコンと小さな孫が 入口の方を見ていた。
 母親が早く来てくれないかと 待っているのだ。

 私と目が合うと 弱弱しい顔で ニコッと笑った。

 病気と アレルギーのために他の子より熱量が少ない食事のせいで
元々細かった孫は 益々細くなってしまい 手足など棒きれのように痩せてしまった。
 乳製品と卵がダメだから 牛乳の時はジュースだし スイートポテトの時はゼリー。
それも 普段食べなれていないから 食べようとしない。
 顔も より小さくなって顎がとんがっている。

 そんな状態で笑った姿は哀れで 一日も早くここから出してあげたいと思う。

 朝食の後 看護師の了承を得て 狭い病棟の中を ソロソロと歩いてみた。
熱が上がり始めてから まったく歩いていないから 足の筋力が落ちてしまった。

 点滴棒を私が引いて 手すりにつかまってゆっくり歩くが
足がもつれて 思うように歩けない。転ばないように。転ばないように。

 この分だと たとえ退院しても 体力や脚力が回復するまでには
かなりの日数が必要になるだろう。

 アッという間の小さな冒険だったが 気分転換には 多少なったようだ。

 明後日は私の病院受診日だから 明日には帰らなければならない。
 後ろ髪を曳かれる思いだが 仕方がない。

 自分の体調と相談しながらだが
孫の容態や 娘の仕事によっては また来ることになるかもしれない。

 ヘルパーに頼むと 娘は言うが
病気の子を 知らない他人に任せるのは 不安がある。
ヨワヨワしていても 肉親なら 孫の精神衛生にもいいだろう。

 そんなことを考えている。
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夜帰宅

入院以来初めてのお昼寝

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