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 私が小学校へ入学して 初めての机は 前から二列目の窓側だった。
当時の机は二人分が繋がっていて ふたを上げ下げして文房具 教科書やノートを
しまう 重い木の机だった。

 私が並んで座ったのは田*清*君だった。
 彼はかなりのわんぱくで 隣の私に いつもちょっかいをだしてきては私を困らせた。

 その田*君は 大人になってからだが 早くにあの世へ行ってしまった。

 そのクラスで いつの季節だったか 授業参観があった。
 なんの授業だったかも覚えていないが クラスのみんなが                                      教壇に立っている先生の方を向いて 当然 真剣に学習していた。

 突然 後ろの方で ガタン!! と大きな音がした。

 一番背が高いから 一番後ろの机に座っていたクラスメートが 授業が退屈だったらしい。
座っていた椅子を前後にユラユラ揺すって遊んでいて 後ろに椅子ごとひっくり返った。

 その子の後ろには 大勢のお母さん方が参観に来ていたから きっと驚いただろう。

 その子は さすがにちょっと恥ずかしそうにして 立ち上がり 椅子を元にもどして座った。

 このクラスでの事は 「う~さぎ う~さぎ~ 何見てはねる~」 という歌に合わせて
みんなが即興で踊った時 歌の最後の 真ん丸おォ月さァまァ~見てはァァねェるゥ~ の
部分で 私一人が 片膝を床について 頭の上で両手で大きく丸を作ったら
先生がそれを見て クラスのみんなの前で もう一度私だけに踊らせて                               みんなに見せた事などを 覚えている。

 そのクラスは 先生が急に辞められたから たった一学期だけの学級だった。

 参観日に椅子を揺すっていて後ろに倒れた子とは その後小学校卒業まで
一緒のクラスにはならなかったが 高学年になってから クラブで一緒だった。

 中学生になってからは 二年生の途中で学校が三校統合して
ようやく ここでその子と同じクラスになった。

 そして それからの一年半ほどの間だけ同じ教室で学んだ。

 人と人との縁は 本当に不思議だ。

 たったそれだけの年月 一緒だっただけなのに
その子は 今も深い繋がりのある親友になっているのだから。

 

 
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記憶の中の私を綴る その➄

夫の動き

comment iconコメント ( 2 )

ありがとうございます

こんなばかなわたしを 友として 長きにわたり 付き合ってくださることに いつも いつも 感謝しています

それにしても あなたの 記憶力と 観察力のすごさに いまさらながら

脱帽です・・・そうやって 深くて 幅広い人生を歩んできたんやね・・・・

これからも・・・・・・

名前: ine [Edit] 2014-05-31 09:26

母もあの時のことをよく覚えていて
中学になって一緒のクラスになり
本格的に友達付き合いが始まってから
椅子ガタン!のことを笑って話していましたよ

私にはもっと恥ずかしい思い出があるから
また書き留めますね

名前: きょん [Edit] 2014-05-31 17:06

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